「イケメンで生まれたかった」

※写真はイメージです

 と、今まで何度も思ったりします。今もイケメンを見ると羨ましいなぁと思ったりします。イケメンな方はイケメンなりの悩みがあるようですが、それは贅沢な悩みなんて妬んでしまったりします。それはさておき、イケメンで生まれなかった以上、長く生きていると他で勝負しようといろいろと”技”を身につけていくしかないです。ジムに通ってマッチョになるのもそのひとつかもしれません。ジムに通って素晴らしい肉体を手に入れている人は、本当に偉いと思います。僕は何度もトライしましたが、ジムに多額の寄付をしてきました。パーソナルトレーナーを付けたこともありましたが、下心があったので、続きませんでした。だから、続けてマッチョな肉体を手に入れている人は本当にすごいなと思います。

イケメンでもないし、マッチョになる努力もできない。でも、イケメンじゃないくてマッチョじゃない人でもモテる人はたくさんいます。それはなんでしょうか。僕が考えたひとつの答えは「顔つき」です。もともと生まれ持った顔のパーツは整形手術でもしないと変えられませんが、「顔つき」は変えられます。いや、「変えられる」のではなく、自然と「変わる」のです。それも、年齢を重ねれば重ねるほど、変わっていきます。二十歳くらいだと、まだあどけなさが残ってたりする人もいますが、人生の経験を重ねていくうちに、顔にその内容が出てくるのです。それは、ジムで鍛えて肉体を変えるようにはいきません。自然と顔に出てくるのです。

サラリーマン時代、仕事で新しくあった人と話をするときは、イケメンかどうかではなくて、「顔つき」を見ました。いや、イケメンがどうかも見ていましたが。すみません。「顔つき」を見れば、一緒に仕事をやっていけるかどうかある程度は判断できたし、だいたい合っていました。

年を重ねるほど「顔つき」が変わることの証明に、今のとんでもない日本の政治家たちの「顔つき」を見れば一目瞭然だと思います。いわゆる人相の悪いひとだらけ。

一言に「顔つき」と言っても、写真だけではわかりません。話す時の声のトーンや表情やしぐさ、態度、そういうものを含めてその人の「雰囲気」を作り出していると思います。サラリーマン時代に一番嫌だった態度は、プレゼンや人前で話すときに、ポケットに手を突っ込んで話をする人です。信用できません。また、人の話を聞くのに腕組みをする人、話を聞いていないか、拒絶しているか、上から目線かです。

イケメン大好きですし、あんな顔になりたいとこの年でも思ったりしてしまいますが、イケメンじゃなくても、この人なんか惹かれる。笑顔がすごいいい。正直そう。無邪気だな。フェロモンでまくり。優しそうなどなど、魅力が溢れ出るひとがたくさんいます。それは、培われた「顔つき」や「雰囲気」から醸し出すその人の魅力そのものなんですよね。

だから、「顔つき」が悪くならないように、毎日を大切にして生きて行きたいです。そしたら、死ぬ頃にはすごい「イケメン」になっているかも。

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